北京の男性は美容のための支出を惜しまず、月平均の支出額は119元4角に達する。また上海の男性はよく鏡を見ており、その時間は1日平均17分1秒に達する。調査会社の北京零点調査公司と上海時尚伝媒公司が4日に発表した調査結果で明らかになった。中国新聞社が伝えた。
今回の調査では北京、上海、広州、武漢、成都、瀋陽、西安の7都市からランダムに選ばれた住民2239人(18~60歳)に対し、訪問調査が実施された。
結果、7都市の3分の1以上の男性が、美容のためのスキンケアや各種化粧品を購入しており、1人当たりの月平均支出額は80元4角であった。うち、北京では46%の家庭で男性用の美容スキンケア用品が備えてあり、北京の男性の美容や化粧品購入のための支出は月平均119元4角と、その他の都市を上回っている。
各都市の男性が鏡を見る時間は1日平均8分6秒に達しており、中国の男性が自身の外見にますます関心を持つようになっていることを表している。トレンドの中心地となっている上海では、男性が鏡を見る時間は1日あたり17分1秒に達し、7都市の中で最も長かった。
専門家は次のように分析する。
美容や化粧は以前の考えでは女性がするものであったが、経済と社会の発展にともない、国際社会の流行やトレンドなどの様々な影響がある中、中国の男性もますます自身の外見に関心を持ち、おしゃれやスキンケアをするようになってきている。
「人民網日本語版」2006年12月5日