中国鉄路十四局集団公司のアフガニスタン北部にある工事現場が2日夜、身元不明の武装グループに襲撃された。中国側人員に死傷者はなかったが、襲撃された工事現場の中国人労働者は4日、現場から40キロ離れた場所に避難した。同社関係者の話として新華社が伝えた。
現場にいた人の話では、襲撃されたのは現地時間2日午後9時23分。武装グループが夜陰に乗じて同社のコンクリートミキサー場を襲撃した。アフガニスタン人警備員が反撃をし、1時間半ほど銃撃戦が続いた。襲撃者は射撃を停止したあともすぐには退去せず、11時20分ごろ、現地警察当局が到着したときに、ようやく撤退した。
「人民網日本語版」2006年12月6日