長江商学院「アジアプロジェクト視察団」の1週間にわたる日本市場の視察が4日に終了した。同学院の項兵院長は「今回の視察は企業幹部の研修者を、実地見学、研修旅行に向かわせよという活動の一環。視察団メンバーは社会のグローバル化の中、東アジアおよび世界の資源をどのように統合していくかについて積極的に思考を巡らせた」と述べた。
今回の視察団一行は学院代表と中国の大企業の幹部、総勢45人で構成されており、商業銀行、証券会社、通信会社のトップが多く含くまれている。視察団はソニー、日産、NTTドコモなどの多国籍企業および東京証券取引所や早稲田大学などを視察し、日本企業界、証券界、資本市場と多方面にわたる交流を行い、いくつかの大学の著名経済学者との会談を行った。
中国の民間組織がこのように大規模な経済の視察活動を実施するのは、日本市場でも初めてのこと。今回の視察を組織した長江商学院が、香港の実業家で大富豪として知られる李嘉誠氏が中国に設立したビジネススクールであるということも注目を集めた。
「人民網日本語版」2006年12月6日