国家外匯管理局が7日明らかにしたところによると、同局はこのほど、インターバンク直物相場(スポット・レート)市場のマーケットメーカーとして、中国光大銀行など6行を新たに承認した。これにより同市場のマーケットメーカーは21行に達した。うち中国資本銀行は13行、外資系銀行は8行。
新たに承認された6行は、光大銀行、民生銀行、華夏銀行、国家開発銀行、日本の三井住友銀行上海支店、ドイツのドイツ銀行上海支店。
同局によると、今回新たに6行を承認したのは、外国為替市場を一層活性化し、外為市場の流動性と取引効率を高めるための措置。計画に基づき、6行は今月18日からインターバンク・スポットレート市場において、市場を構成するマーケットメーカーとしての義務を負うことになる。
インターバンク直物相場市場のマーケットメーカーとは、国家外匯管理局の承認を経て、中国のインターバンク市場で人民元と海外通貨との取引が行われる際、一般会員に向けて売買価格の継続的な提示義務を負う会員のこと。同市場の一般会員数は12月初め現在、銀行、金融機関、企業など計261機関に上る。
「人民網日本語版」2006年12月8日