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女性の消費性向 欧米ブランドと老舗の間で揺れる

「服はシャネル、車はBMW、ペキンダックは全聚徳、保険養生は同仁堂医薬店」と、11日に上海で開催された中国女性消費フォーラムで、当面、大陸部の女性の消費観念は欧米ブランドと老舗の間で揺れていることが明らかにされた。

全国婦女連合会主席の顧秀蓮氏によると、大陸部の女性の消費は、大陸部市場の半分を占めているばかりでなく、児童と高齢者の消費市場の発展にも役立っている。総人数の多い中国女性の世界的範囲における購買力も軽視できないもので、女性の消費を上手に導くのは、中国の自国ブランドと「老舗」の保護にとっては非常に重要であるということである。

このフォーラムで公表された最新の調査によると、化粧品、アクセサリー、服飾など20の大きな消費分野では、大陸部の女性が最も推奨するブランドには、自国のものと海外のものとが半分ずつ占めている。ランキング入りした欧米ブランドは、オレアル、フィリプスなどで、同時に中国の老舗としては同仁堂があり、そのほかに「周大福」と「康師傅」というホンコンと台湾のブランドも、大陸の女性消費者の間で人気がある。

調査の結果から見ると、大陸部の女性は、市場消費の絶対的主力として、中華の老舗に対する期待感がやはりかなり高く、ほとんどの人が、「老舗の最も魅力的なところはその深い文化の内容」と見ている。

大陸部の北京、上海など10の大都市における千人以上の女性消費者を対象とした調査では、最も知名度があると思われる中国の老舗が460社も挙げられており、3位まではそれぞれ同仁堂、全聚徳、狗不理(ブタマンジュウの老舗)である。商品の質、価格とサービスにほとんど差がない場合、半分以上の大陸部の女性消費者は大陸部のブランドを選択すると見られている。

「チャイナネット」2006年12月12日

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