東アジア海域環境管理パートナーシップ(PEMSEA)の2006年総会が12日、海南省海口市で開幕した。会期は14日まで。地球環境ファシリティー(GEF)、国連開発計画(UNDP)、国際海事機関(IMO)の後援を受けて、中国のPEMSEAプロジェクト地域計画弁公室が主催し、国家海洋局と海南省人民政府が共催したもの。
今大会では▽安全でクリーンな海洋▽持続可能な漁業▽生態系をベースにした海洋管理▽持続可能な発展能力の構築▽地方政府の持続可能な財政メカニズム▽科学・技術によるバックアップ▽市民の参加――の7テーマ・32議題が取り上げられ、海洋の総合的管理に関する一連の問題点や今後の発展情勢などが話し合われる。国家海洋局の陳連増副局長は「東アジア海は東アジア各国が共有する美しいふるさと。東アジア海の海洋生態環境や資源の保護・管理は、現代の差し迫った課題であり、東アジア各国が未来に対して共同で背負う重大な責任でもある」と話す。
今大会の最新の統計によると、PEMSEA加盟国は現在、中国、朝鮮民主主義人民共和国、韓国、日本、フィリピンなどを含む14カ国に上る。
「人民網日本語版」2006年12月13日