中国最初の湿地生態気象ステーションがこのほど、杭州の西渓湿地公園で設立された。この気象ステーションが都市部にある湿地の生態環境の保全のために直接生態気象の観測データを提供することになっている。
同気象ステーションは、気象観測、モニタリング、研究、科学普及とサービスなどを一体化した基地であり、気象、水文、環境、土壌、動植物、大気化学などの分野の27の観測プロジェクトを担当することになっている。
西渓国家湿地公園は西湖から約5キロ離れた杭州市市街区の西側にあり、都市部に位置する珍しい次生湿地である。2005年2月に、国家林業部によって最初の国家湿地公園と認められ、都市部湿地、農耕湿地、文化湿地などを集大成した中国最初で唯一の国家湿地公園である。
写真は西渓国家湿地公園の一角。
「チャイナネット」2006年12月14日