北京で開催中の6カ国協議に参加したアメリカ代表団のヒル団長は、20日早朝北京で、中国は6カ国協議で特殊な役割を果たしていると評価した。
これは、北京のアメリカ大使館から宿泊先のホテルに戻った後記者団に語ったもので、ヒル団長は、「朝鮮半島の核問題の解決には中国の大きな努力がなくてはならず、アメリカは自分だけで問題を解決することはできない」と述べた。
19日にはアメリカ代表団と朝鮮代表団が北京で初に交渉を行なったが、これについてヒル団長は、「交渉で双方はいくつかの重要問題について協議を行い、去年9月に採択された共同声明の実施について交流した。しかし、交渉は実質的な進展は見られなかった」としている。
「CRI」より2006/12/20