外交部の李肇星部長は20日、各国代表団の努力により、北京で再開された6カ国協議はすでに多くの共通の認識に達したとの考えを示した。
これはこの日の会議に参加した各国代表団団長との会談で述べたもので、李肇星部長は、「これら新しい共通の認識とは、各方面が去年9月に採択した共同声明の履行を改めて表明したこと、対話を通じての朝鮮半島の核問題解決を再度表明したこと、朝鮮半島の非核化という共同の目標の堅持を今一度示したことが含まれる。関係各方面が、政治的知恵と創意性を発揮し、相互信頼と共同の認識を拡大してゆくよう期待している。中国側はこれまでどおり、建設的役割を発揮していき、各方面との意志の疎通と協力を保ち、6カ国協議の進展獲得に努めていく」と述べた。
中国代表団の姜瑜報道官は20日の記者会見で、今回協議は成果を収めた。それは6カ国協議が再開されたこと、各側が去年9月の共同声明の履行を改めて表明したこと、対話を通じての朝鮮半島の核問題の解決堅持を今一度表明したこと、そしてこれからも協議を続けていく姿勢を示したことだと述べた。
「CRI」より2006/12/21