外交部の李肇星部長は20日北京で、「再開された6カ国協議が実質的進展を勝ち取れるものと確信している」と述べた。
李部長はこの日、今回協議に参加した各国代表団の団長と会談し、以上のように述べた。
北京で再開された6カ国協議はこの日三日目に入ったが、午前中に各国代表団はそれぞれ二国間協議を行なっている。
アメリカ代表団のヒル団長はこの日の早朝宿泊先のホテルで記者団に、「6カ国協議の目標は、朝鮮半島の非核化と関連諸国間の関係正常化の実現にある」と強調した。
日本代表団の四方敬之報道官はこの日、「今回協議に参加した各国代表団はいま作業チームの設置を協議している。一週間内でのすべての問題解決は非常に困難なことから、異なる分野の具体的問題を解決するため、相対的に独立し、また6カ国協議の枠内に属する作業チームを設置させる必要がある」と述べた。
韓国のイ・ジョンソク(李在禎)統一相は当日ソウルで、6カ国協議に参加している各方面が、忍耐心を保ち、協議の飛躍的発展を勝ち取り、朝鮮半島の非核化プロセスを促していくよう期待した。
「CRI」より2006/12/21