外交部の定例会見で21日、秦剛報道官が質問に答えた。 ――6カ国協議は、現在どの段階まで進展したと考えるか。 現在各国は、真剣、率直、実務的に、実質的な問題を議論する段階に達している。この段階で各国は、自国の観点を議論のテーブルに載せ、発言したいことを発言する。これは各国が理解を増進し、さらに溝を狭め、共通認識を拡大するうえでプラスだ。李肇星外交部長、戴秉国外交副部長と各国首席代表との会談の状況から見ると、各国はいずれも、引き続き6カ国協議を推進し、対話と交渉によって朝鮮半島の非核化を実現する意向を示している。各国には当然溝があり、中には深い溝もあるが、これは決して恐れるべきものではない。カギは、各国が大局に着眼し、実務的で柔軟な姿勢によって溝を狭めることができるか否かだ。 「人民網日本語版」2006年12月22日