外交部の定例会見で30日、姜瑜報道官が質問に答えた。
――北京で開催中の米朝金融協議に実質的な進展がなかった場合、6カ国協議にもマイナスの影響を与えるか。
各国はすでに第5回6カ国協議・第2段階会議において、「行動対行動」の原則に基づき、早急に協調的措置を講じ、共同声明を段階的に履行していくことで合意している。各国はすでに、この面において積極的な姿勢を明らかにしている。関係各国が引き続き、率直かつ誠意ある、実務的な姿勢で対話を強化し、相互理解を深め、共同声明の履行に向けて積極的な一歩を踏み出すことを希望する。
6カ国協議は漸進的で複雑なプロセスであるとともに、朝鮮半島核問題を解決するための現実的で有効な枠組だ。6カ国はいずれも、対話と交渉を通じて朝鮮半島核問題を平和的に解決するという姿勢を堅持している。過去数回の協議において、各国はいずれもこの目標に向けて努力し、「9・19共同声明」においても相応の承諾を行った。再開後の協議では、共同声明履行の初歩段階における各国の具体的行動について、踏み込んだ意見交換が行われることを希望する。各国と共に、協議の積極的進展を促していきたい。
「人民網日本語版」2007年1月31日