韓国のソン・ミンスン外交通商相とロシアのラブロフ外相は30日、朝鮮問題をめぐる6カ国協議が実質的な進展を遂げるよう希望した。この日、アメリカ側も同じ希望を表明した。
30日、ソン・ミンスン外交通商相とロシアのラブロフ外相は電話会談を行い、朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議について意見を交わし「韓国とロシアは2月8日に行われる予定の第5回6カ国協議の第3回会議で協力し、第4回協議の共同声明の実施を図る」というコミュニケを発表した。
一方、アメリカ国務省のケーシー副報道官は30日、「アメリカは今回の会談の目的達成を希望する」と語った。
さらに、アメリカのグレイザー財務副次官補と朝鮮貿易銀行のオグァンチョル総裁が30日、アメリカの中国駐在大使館で会談した。関係筋は「この目的は6カ国協議の順調な開催を促進することにある」と見ている。
「CRI」より2007/01/31