朝鮮半島の核問題をめぐる6カ国協議で米国首席代表を務めるヒル国務次官補は訪問先の韓国で4日、「第4回6カ国協議共同声明」の履行における初期段階の措置について、米韓両国の立場が一致したことを明らかにした。
ヒル次官補は韓国首席代表の千英宇・外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長との会談後、「朝鮮に与える相応の措置に関しても、米韓両国に意見の相違はない」と述べた。千本部長も「韓米は次回協議の戦略について最終調整を行い、共通認識に至った」と述べた。
ヒル次官補は3日にソウル入りし、韓国側と6カ国協議の調整を進めてきた。5日には東京入りし、日本首席代表の佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長と会談、7日には北京入りし、8日から再開される6カ国協議に出席する。
「人民網日本語版」2007年2月6日