朝鮮半島の核問題を巡る6カ国協議に参加するロシア、アメリカ、日本と韓国の代表団が7日それぞれ北京入りし、8日再開される協議に臨む。
最初に北京入りしたロシアのロシュコフ団長は、北京空港で、工作部会を設置して協議のプロセス推進に役立たせるべきだと主張し、「ロシア側は、この問題について一連の具体策を打出す」と述べた。そして夜には中国、アメリカ、日本の代表団とそれぞれ二国間協議を行なった。
アメリカ代表団のヒル団長は空港で、今回協議の重要性を強調し、一昨年の「9.12共同声明」を確実に実施できれば、真の成功といえると強調した。
日本代表団の佐々江賢一郎団長も今回協議の問題解決での重要性を強調し、各関係方面との密接な協力を通じて、会議の成功を勝ち取っていきたいとの姿勢を表明した。
また、韓国代表団のチョン・ヨンウ団長は、今回協議が朝鮮半島の非核化実現での転機になるよう期待した。
「CRI」より2007/02/08