伝えられるところによると、 中国商務部は近日「『万村千郷』スーバーマーケット・プロジェクト試行展開に関する通達」を公表した。同通達によると、中国は向こう3年間内に全国で一部の県・市を選んで、25万軒の新しいタイプの「農村部スーパーマーケット」店舗を設置し、都市部スーパーマーケット店舗を主導のもとで、郷・鎮スーパーマーケットを基幹とし、村クラスのスーパーマーケットを基礎とする農村スーパーマーケット・ネットワークを形成することを目指している。
設置を計画されているこの25万軒の「農村スーパーマーケット」店舗は、都市部のチェーン・ストアが農村部へ浸透する近代的流通方式の「農村スーパーマーケット」である。そのうち、郷・鎮クラスの「農村スーパーマーケット」は原則的には卸・小売りの両方を兼ね備えた総合的サービスを主とし、農業用物資、日用雑貨の卸売りと小売り及び政策で認められている農産物、農業副産物の仕入れと販売業務を同時に展開することが奨励されることとなっている。村クラスの「農村スーパーマーケット」は小売りサービスを中心とするものである。
「チャイナネット」2005年3月1日