家電量販店大手国美電気の黄光裕社長はこのほど、記者のインタビューを受けた際、国美は海外の競争相手との商戦に臨む戦略がすでにできあがっていると語った。
105億元の資産を持つことで、大陸部長者番付でトップの黄氏は、「事業面から言えば、資金はまだ足りない。国美はこれからも引き続き事業展開していく」と語っている。
伝えられるところによると、国美は今年さらに366軒の量販店を新規開設する予定で、店舗総数は今年末まで500軒に達することになる。その販売ネットは、大都市を中心として、その周辺に拡大していくことになっている。
国内市場を開拓すると同時に、国美が香港で6店舗を構えた上、株式市場に上場し、国際化戦略で重要な一歩を踏み出した。国美は現在、東南アジア進出を準備しており、欧米の家電流通市場への進出も企画している。
その世界戦略を実施するため、国美は世界的範囲でCEOに適した人物を探しているところで、海外進出には人材面の準備をしている。
「チャイナネット」2005年3月28日