雲南省水上輸送業務管理局によると、ここ5年来、瀾滄江―メコン川の国際水上輸送による輸出入総量は、累計で200万トンに達し、貿易額は100億元を上回り、瀾滄江―メコン川両岸諸国及びこれらの国の人々に大きな経済的メリットをもたらした。
タイのチェンセン港は、現在メコン川上流の最も活気のある港となっており、貨物を満載した船舶が頻繁に行き来している。タイ海事局の統計データでは、2004年におけるチェンセン港の国際貨物輸送量は62万トンに達し、前年比30%増となった。2004年のタイから中国への果物・野菜輸出貿易額は4.5億ドルで、同比94%増となった。
現在、瀾滄江―メコン川はすでに中国・タイ間貿易の重要なルートの1つとなっており、大量のタイの果物・野菜が瀾滄江――メコン川航路を通じて中国市場に運び込まれるようになっている。
交通部門の予測によると、2010年の瀾滄江―メコン川の国際水運による貨物輸送量は150万トン、旅客輸送量は延べ40万人の規模になる見込み。
写真:7月4日、昆明での大メコン川流域圏諸国首脳らと商工業界代表と対話する場面
「チャイナネット」2005年7月5日