モルガン・スタンレー社の主席経済学者、ステファン・ローチ氏はこのほど、北京で「中国の製造業、再均衡」と題する最新の研究報告を発表した。報告によると、2006年の世界全体のGDP成長は頭打ちで、中国はGDPで6・7%の伸びと予想される。
ローチ氏は「米国の利率と不動産市場の正常化に伴い、米国でGDPに消費が占める割合は現在の71%から67%まで漸減する傾向にある。これは米国経済の減速を意味する。この全体状況下で、06年のGDPの成長速度は、05年の4%から3・8%まで下がるだろう」と予測した。
「人民網日本語版」 2005年11月19日