「小康社会(いくらかゆとりのある社会)」の達成度を測る、25の観察項目からなる客観的な指標体系が、来年にも登場する見通しだ。国家統計局統計科学研究所の責任者が、最近行われた「2005年第1回中国全面小康フォーラム」で述べた。
この指標体系では、(1)経済発展(2)調和のとれた社会(3)生活の質(4)民主と法治制度(5)科学教育文化衛生(6)資源環境、の6分野から、25の観察項目に分けて「小康社会」の達成度を考察する。観察項目は、都市・農村の庶民生活の主な面をカバーしている。国家統計局の関係者は、同指標体系は2020年ごろには完成する、と見込んでいる。
「人民網日本語版」 2005年12月12日