21日に北京市で行われた第1回全国経済センサスの記者会見で、2004年の北京市内の域内総生産(GDP)は6060億元、一人当たりGDPは約5千ドルとなったことが明らかになった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
同市の04年GDPは速報値の統計データでは4283億元だったが、実際にはこれより1777億元多く、同市の経済総量は全国15位から10位へ上方修正された。
北京市統計局の崔述強局長は記者会見で「経済センサスデータによると、04年の北京市のGDPは6060億元に達した。常住人口数1493万人から算出すると、一人当たりGDPは5千ドルに迫る4970ドルに達し、速報値のデータより1457ドル多かった」と述べた。
センサスデータによると、同市の一人当たりGDPは全国31省・直轄市・自治区の中で、上海市に次ぐ2位だった。
「人民網日本語版」2005年12月22日