中国船舶工業集団公司傘下の滬東中華造船集団公司が建造した中国初の液化天然ガス(LNG)運搬船がこのほど、上海で進水した。LNG運搬船の建造技術を持つの国はこれまで、日本・韓国・欧州などごく一部に限られていた。同技術を中国船舶工業が掌握したことは、中国の造船技術の大きな飛躍をを意味する。
中国船舶工業は昨年、建造実績が500万トンの大台を突破する513万トンに達し、世界市場におけるシェアは1999年の2.3%から7%に上昇。世界の造船業界で堂々の5強入りを果たした。新規受注量は約800万トン(契約額500億元近く)、累計受注量は前身・旧中国船舶総公司の最高時の4倍以上にあたる1600万トンに達した。
「人民網日本語版」2006年1月4日