中国の鉄鋼大手、上海宝鋼公司の取締役会はこのほど、「一定限度のA株株式取得奨励プランの議案」を審議・可決した。これにより同公司の取締役や高級管理職らが、一定限度内で同公司の株式を取得することが可能になった。仕事上の業績と給与額とがより合理的かつ緊密に結びつくようになるため、株式取得は幹部にとって制約にもなり、また積極性を生み出す奨励材料にもなる。同公司が19日明らかにした。
同プランに基づき、株式の一人当たり取得限度額は、同個人の総所得(株式による収益を含む)に対する一定の割合までとする。取締役や高級管理職の場合は30%。「奨励・制約をともに重視する」ことを原則とし、取締役と高級管理者が株式を取得する場合は、それぞれ50%の自己資金を拠出することを義務づける。
「人民網日本語版」2006年12月20日