中国交通部は2007年に、中央と地方両方の積極性を充分に発揮させ、農村道路建設を強化し、農村道路30万キロを改造・新規建設することが、先般明らかになった。

交通部の李盛霖部長によると、2007年において、交通部は部・省間協力メカニズムと建設目標達成度評価制度を確立させ、農村道路建設を地元の社会主義新農村建設トータルプランに組み入れ、統一的に配置を行い、共同でプロジェクトを実施し、農村道路の改造に力を入れ、農村の災害救援能力と安全保障レベルの向上を目指す。

交通部は引き続き資金投下を拡大し、中央の資金投下を中・西部に傾斜させ、「補助金制度から奨励金制度への移行」を提唱し、資金の管理を強化し、その利用効率を高める。農村道路建設投融資プラットフォームを積極的に構築し、農民が自らの郷・村の道路建設に積極的に参与するよう奨励する。

交通部はさらに、地元に適した技術基準や新材料、新工芸、技術交流および関係者の育成訓練を強化し、農村道路建設の特色にあった品質管理方法を取り入れ、農村道路建設の質の向上を目指す。

2007年には、引き続き農村道路メンテナンス体制改革を推進し、道路の建設と同時に道路の管理を強化し、引き続き農村旅客輸送ネットワーク化の加速を図り、燃料油補助政策を実行し、道路・バスターミナル・輸送の一体化および都市部と農村部の旅客輸送の一体化プロセスを推し進め、農民がアスファルト道路を利用できるばかりか、わが家の前でバスを乗れるようにする。

「チャイナネット」2007年1月11日