2006年に全国の税関が摘発した、知的財産権を侵害する各種の輸出貨物は計2473件に達し、金額は2億元を超えた。税関総署が22日明らかにした。
知財権侵害者らは、郵便配達や速達便などのルートを利用し、相互に協力し合って、知財権侵害貨物を輸出している。こうした現状に対して、税関総署は昨年8月、「郵便・速達便ルートを利用した知的財産権侵害行為の重点的摘発に向けた行動」をスタート。知財権侵害の輸出貨物・物品に対する検査を強化するとともに、輸出申告書の申告欄にブランド品であると記された商品は、すべて開封して検査することを義務づけた。
「人民網日本語版」2007年1月23日