「第11次五カ年計画」(2006~2010年)期の農業科学技術難関突破プロジェクトは食糧安全などの問題に関する研究を強化し、国の食糧安全供給に力強い科学的サポートを提供することになっている。
食糧供給の安全を確保することは、農業科学技術の課題であり、現代的農業を発展させ、社会主義新農村を建設する目的でもある。中国はハイテクと通常技術を結びつけ、良種の育種と耕作栽培を結びつけ、農作業の効率、地力の維持・向上、グリーン生産、病害虫防除などの面で一連の成果をあげ、食糧の総合生産能力を大幅に引き上げ、収穫量の安定化と増産、農民の増収、国の食糧供給の安定を確保するために有力な科学的サポートを提供している。
食糧の安全供給をめぐってわが国は「食糧豊作科学技術プロジェクト」に対するサポートを強化し、一連の豊作に関する共通の肝要技術を革新し、東北平原、華北平原、長江中下流域平原に位置する12の主要食糧生産地の大省の1.2億ムー(15ムーは1ヘクタール)の農地でテストを行い、単位面積収穫量は同地域の前3年間の平均単位面積収穫量より10%増え、国の食糧増産に大きく貢献した。
「チャイナネット」2007/01/29