春節を間近に控え、国家品質監督検験検疫総局(国家質検総局)はこのほど、主要な正月用品に対し特別サンプリング検査を行ない、28日に第一弾として冷凍食品(主食類)と醸造酒の検査結果を発表した。それぞれの合格率は、冷凍食品(主食類)は72.9%、醸造酒は84%。
冷凍食品(主食類)とは、主として冷凍餃子、湯圓(団子)、包子(中華まんじゅう)、マントウ(中華式蒸しパン)などを指し、検査の結果、大手企業のものは比較的良好であるが、中小企業のものは、微生物や食品添加剤の使用面で問題があることがわかった。製品の品質で主に問題とされる点は、酵母菌の数、甘味料の使用範囲、製品の酸化値、脂肪値などの規準値オーバーだった。
質検総局の検査で指摘された醸造酒の品質面での問題は、酵母菌の総数の規準オーバー、甘味料や防腐剤の違法な添加など。
「人民網日本語版」2007年1月29日