中国国家版権局が5日明らかにしたところによると、中国はすでに世界知的所有権機関の「版権条約」及び「実演・レコード条約」への加盟を申し込み始め、今やその申請手続きを取っている。
この二つの条約はいずれも1996年に出来たものである。新しい技術の利用で新たな問題が生じ、伝統的な知的所有権保護をデジタル分野、特にインターネット分野に拡大していることに伴い、著作権を持った人や、実演者、レコード製作者の権利を保護することは日増しに重要になっている。中国全国人民代表大会常務委員会は、昨年末にこの2つの条約に加盟する申請を批准した。
現在、インターネットでの海賊版や権利侵害などの行為はすでに国際的な問題となっている。中国政府は、知的所有権の保護を高度に重視しており、今は文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約及び万国著作権条約に加盟しており、全面的に「著作権法」を修正している。
「CRI」より2007年2月6日