英国のキャドバリー社は10日、イースター(復活祭)に向けた同社のチョコレート製品の一部を回収すると発表した。商品の包装に書かれた原料表記に間違いがあり、アレルギーを持つ人にとって危険となるため。
同社は声明の中で、問題となったチョコレートに「堅果(ドングリ・クルミなど果皮のかたい果実)」が混入されている可能性があると発表。同社のスポークスマンによると、問題が発生した原因は、これらのチョコレートの生産ラインで、同時に堅果製品を生産していたためという。
同社はまた、堅果類のアレルギーがない人にとっては、問題のチョコレートは「絶対に安全」だと指摘している。
「人民網日本語版」2007年2月11日