中国共産党中央、中国国務院主催の中央経済工作会議が2006年12月5日~12月7日に北京で開かれた。
胡錦涛国家主席は、会議で重要演説を行った。胡錦涛国家主席は現在の国内の経済情勢および世界の経済環境について全面的な分析を行なった上で、来年の経済活動における指導理念と全般的な要求を明確にし、来年の経済運営をスムーズに行うための原則と主要任務について詳述した。
来年の経済活動の主要任務は次の通り。
一、マクロ調整の強化、改善を堅持し、経済発展の望ましい勢いを維持・拡大させること。
二、農村経済の発展を重点とすることを堅持し、社会主義新農村建設着実に推し進めること。
三、エネルギー資源の節約と生態環境の保護を切り口とし、産業構造のグレードアップ・最適化を積極的に促すこと。
四、自主的革新能力の向上を堅持し、革新型国家の建設を加速すること。
五、地域発展のトータルな戦略の実施を堅持し、都市化の健全な発展を促すこと。
六、体制改革の深化を堅持し、科学的発展観の実施の保障となる体制・メカニズム構築の加速化を図ること。
七、互恵とウィンウィンの開放戦略を堅持し、対外開放のレベルをさらに向上させること。
八、人間本位をむねとし、社会の調和を絶えず促進すること。
「チャイナネット」2007年2月16日