中国鋼鉄工業協会が明らかにしたところによると、2006年、中国鉄鋼業の利益は史上最高水準に達した。鉄鋼業全体の税引き前利益は前年同期比23.95%増の2795億元にのぼった。
同協会の羅冰生常務副会長によると、2006年、鉄鋼業全体の利益は1699億5千万元にのぼり、前年比397億5800万元増、成長率は30%以上となった。
データによると、市場ニーズの強力なけん引により、2006年の中国の粗鋼生産量は前年同期比18.48%増の4億1878万2千トンに達し、全世界の生産量の33.79%を占めた。銑鉄の生産量は同19.78%増の4億416万7千トンに達し、全世界の生産量の46.6%を占めた。
羅常務副会長は「現在鉄鋼業界の発展状況は良好だ。国家のマクロコントロールに沿い、業界全体の投資増加率は明らかに減少し、投資から製品構造の改善にシフトしているが、投資規模は依然として大きい」と述べた。
「人民網日本語版」2007年2月24日