日本のキリンビールと浙江省の千島湖ビール公司が2日、合資化を発表した。キリンは株式譲渡と単独増資により、千島湖ビールの株式25%を取得する。「中国新聞社」が伝えた。
キリンビールの中国市場進出は1990年代だった。その後大連大雪ビールと珠海麒麟ビールに投資しており、今回は浙江省のビールブランドで唯一合資相手を持っていなかった千島湖ビールとの提携を決めた。「天下第一の優良水」と呼ばれる千島湖の水源を擁する千島湖ビールとの提携で、華東市場の一角を占めることになる。両社は資金面と技術面、市場面での相互補完性が高い。
千島湖ビールの鄭暁峰董事長(取締役会長)によると、キリンビールは3億518万元を出資、合資後の千島湖ビールの総資産額は12億1400万元になる。
「人民網日本語版」2007年3月3日