「香港国際宝石見本市2007年」が10日、5日間の日程を終えて閉幕する。香港貿易発展局の委託を受けたリサーチ会社の調査によると、この先数年で中国大陸部は世界でも重要なジュエリー消費市場になる。同調査は、見本市の出展者420人とバイヤー743人を対象に行われた。
出展者の42%、バイヤーの49%が中国大陸部の市場潜在力に期待しており、この先数年で世界でも重要な消費市場になるだろうと考えている。また、バイヤーの65%が、この先3年は中国大陸部と香港が最も重要な買付地としての位置を保つとした。
香港ダイヤモンド総会のホウ永剣主席は語る。「香港の出展者の約半数が大陸部での業務を開始または計画しており、その大部分は工場設立か小売・卸売り業務を行うというものだ。大陸部は生産コストが低く、住民の消費力が強まっており、香港のジュエリー商にとっては、それが大陸部進出への大きな要因となっている」。
「人民網日本語版」2007年3月10日