今年初めに始まった太平洋の海底を通る光ファイバー敷設工事が年内に完成するが、上海がその使用都市になっていることから、この敷設工事の完成によって中国とアメリカの間の通信量が60倍に増え、伝送スピードや安全性も著しく高まっている。
今のところ、あわせて9本の国際海底光ファイバーが上海を通っており、その国際通信容量は中国の7割を占めている。
投資総額5億ドルという太平洋を渡るこの光ファイバーは、国内外の6つの大手電信プロバイダーが投資し敷設されたもので、日本を経由ぜず、直接アジア太平洋諸国などに上陸することになっている。
計画によると、2010年までに、上海は光ファイバーによるネットのカバー範囲の拡大に力を入れ、世界でのインターネットのホストサーバーとなることを目指している。
「中国国際放送局 日本語部」より2007年3月15日