広東省工商行政管理局はこのほど、同省で販売されるマイクロコンポとオーディオアンプについて専門抜き取り調査を実施した。その結果、マイクロコンポは音質が低く、不合格になった製品にはソニーやNECといった有名メーカーの製品も含まれており、安全性に問題があるものもあった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
今回の調査では、同省5市の小売業者22社が販売するマイクロコンポ・オーディオアンプ57件が対象になり、うち合格は28件、不合格は29件で、合格率はわずか49.1%だった。
調査では、電磁コンパチビリティ(EMC)、常温時の電気性能、安全テストの測定結果などが思わしくなく、品質に一定の問題があることがわかった。
今回は有名メーカーの製品もブラックリスト入りした。広州天河城百貨公司で上海索広電子公司生産として販売されていたソニーのワイヤレスホームシアターシステム(型番DAV-DZ200)は安全性能が基準に満たなかった。江門益華百貨公司で広州市雅頓電子公司生産として販売されていたNECのミニコンポ(型番NDV-608)は干渉特性が不合格になった。
「人民網日本語版」2007年3月15日