商務部の王新培報道官は16日、中国大陸部は台湾産の一部農水産品に対するゼロ関税措置を打ち出すと発表した。2007年3月20日から、台湾産の野菜11品目および水産品8品目について、輸入関税が免除される。
詳しい対象品のリスト、税番号、原産地基準などの関連輸入規定については、税関総署が公告を出す予定になっているという。国家質量監督検験検疫総局(品質検査部門)と各出入国検査機関は、現行の台湾動植物輸入検査検疫規定および食品安全管理規定に従って上述の台湾産農水産品の検疫検査をする。税関と品質検査部門は、通関と検疫検査にあたって便宜を提供する。
王報道官は、「19種の農水産品に対するゼロ関税実施は、大陸部と台湾の農業交流・農業協力の強化につながり、台湾の人々の身近な利益を考えた実際的な行動のひとつ」と述べた。
「人民網日本語版」2007年3月17日