世界経済フォーラムの創始者でもあるクラウス・シュワブ議長は18日、中国東北部の沿海都市大連で、「中国と中国企業の発展は世界にとって脅威ではなく、世界の他の国の企業の発展に多くのチャンスをもたらした」と評価した。
クラウス・シュワブ議長は今年9月大連で開かれる「夏季ダボス会議」とも呼ばれる「世界経済フォーラム成長サミット」のために大連を訪問したもの。クラウス・シュワブ議長は記者のインタビューに答えた際、「まもなく中国大連で開かれる『夏季ダボス会議』は以前と違って、世界有名な大手企業や大企業が参加するほか、一部の中国の成長型企業も参加する。それらは大手企業ではないが、最も企業家精神、革新能力及び発展の活力を持つものだ」と述べた上で、「中国で開かれる『ダボス会議』は中国と世界の経済発展に大きな影響を及ぼすだろう」と予測した。
「中国国際放送局 日本語部」より2007年3月19日