中国で5番目に大きい銀行となる「中国郵政儲蓄銀行」が20日、9カ月以上にわたる準備期間を経て北京で開業した。「上海証券報」が伝えた。
同行は今月6日に国家工商総局での登記を済ませ、各地の郵政局の共同出資による登記資本も予定金額に達し、20日の開業を迎えた。
同行は、東、中、西部に支店のテスト地点を設け、今年上半期には支店設立作業を始める予定。登記資本は200億元。
去年年末の時点で、同行は中国における営業所が最も多い金融機構となっている。営業所は3万7千カ所を超えており、うち3分の2以上が県以下の農村地域に分布している。預金総額は1兆6千億元以上で、中国の預金取扱機関の中で5番目に多い。
「人民網日本語版」2007年3月20日