青海省と西蔵(チベット)自治区を結ぶ青蔵鉄道の那曲物流センターの建設工事がこのほど、同自治区北部の那曲で正式にスタートした。
昨年7月1日の開通以来、青蔵鉄道が同省と同自治区の経済・社会発展に果たす大きな役割はますます顕著に現れてきた。同鉄道の発展に向けた巨大な潜在力を掘り起こし、同鉄道の強い影響力を発揮させるために、同自治区の政府と鉄道部門は、那曲に中国トップレベルの現代型物流センターを建設することを共同で検討し、決定した。同センターの建設は、同自治区北部だけでなく同自治区全体の経済・社会発展にとって極めて重要な戦略的意義をもつ。
鉄道部の劉志軍部長によると、同センターの敷地面積は8千ムー(約533ヘクタール)、投資総額は15億元に達する。基本建設プログラムの計画では、今年5月末までに初期設計が完了し、7月に工事が正式にスタートし、2008年10月に利用を開始する予定。
「人民網日本語版」2007年3月26日