松下電器・中国本部の広報部によると、松下はガスコンロとガス給湯器の生産と販売を全世界で停止する。ただし、消費者向けアフターサービスは5年間継続するという。
松下はガス器具3商品の生産・販売停止について、「世界戦略の調整と、長期にわたる投資効率の低さ」と理由を説明した。同社は、市場の品質管理に対応する体制を残し、中国の法律法規に従って、5年間は修理とアフターサービスをこれまでと変わらず行っていくことを認めた。
日本の松下電器産業株式会社は2006年9月中旬から、日本を含む世界市場でガス器具3商品(テーブルコンロ・ビルトインコンロ・ガス給湯器)の生産を停止、06年12月~07年3月までに同商品の生産と販売を停止する計画を固めていた。換気扇など上記3商品以外の厨房機器は引き続き生産・販売される。
「人民網日本語版」2007年3月31日