貨物配送の世界大手、米UPS社はこのほど、「2007年度アジア商業調査報告」を発表した。報告によると、アジアの中小企業経営者1200人以上を対象に行ったアンケート調査の結果、57%が中国は10年以内に米国を抜いて世界最大の消費市場になると考えていることが分かった。「北京日報」が伝えた。
調査によると、アジア・太平洋地域の中小企業の92%が、2007年に最も経済の潜在成長力を秘めた市場として中国大陸を挙げ、回答者の71%が、中国大陸の中小企業は回答者の国家・地域における企業よりも競争力があると考えている。しかし一方で、革新能力の不足が中国大陸部中小企業の競争力発展における主な障害の1つであることが明らかになった。
「人民網日本語版」2007年4月5日