中国系企業経営者(華商)が集まる「第2回華商領袖年会」に出席した香港中華総商会(CGCC)の霍震寰会長は4日、インタビューに応え、「中国西部の発展は全世界の華商の注目を集めている。広大な西部地域は巨大な発展潜在能力を秘めている。西部地域は沿海地域に比べ、経済的にやや遅れているが、豊富な資源、良好な工業的基礎、低いビジネスコストなど、発展の見通しは明るい」と述べた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
中国西部には豊富な石油、天然ガス、鉱物などの資源がある。以前は交通が不便で、輸送コストも高かったが、高速道路と鉄道の発展により、西部と東部沿海地域との距離はますます縮まった。
霍会長は「西部各省の教育レベルは高く、人材も豊富だ。例えば西安には多くの大学があり、大学の在学生は約100万人に上る。豊富な人材資源はハイテク産業や革新的産業の発展にとって重要だ」と述べた。
「人民網日本語版」2007年4月5日