大陸部第7位の銀行である中信銀行の香港での株式公開をめぐり、香港市場には大きな反響が起こっている。香港の銀行や証券会社の多くが、関連の優遇措置を相次ぎ打ち出し、銀行ローン利用による新株購入で顧客を引きつけようとしている。
中信銀行の株式購入希望者が多数に上ったため、香港の一部証券会社では公開から半日足らずで売買停止を宣言し、予定より前倒ししてローンをうち切った。個人株主を主な顧客とする9つの証券会社は、公開初日に個人向けに計400億香港ドル(約6075億円)を貸し出した。これは超過予定株式数の30倍に相当する数字だ。
「人民網日本語版」2007年4月18日