第3回海峡両岸経済貿易文化フォーラムは29日午前、両岸の観光協力について検討した。海峡両岸の専門家は発言の中で、「大陸住民の台湾への観光を開放することは、両岸の観光業や社会経済の発展を有力に推し進めるだろう」と一致に達した。
アモイ(廈門)大学管理学院観光学部の黄福才教授は、「大陸住民の台湾への観光は、台湾の観光市場を明らかに拡大できる。従って、台湾の観光産業規模の拡大や従業員に対する需要の増加にプラスとなり、それにより、島内の失業問題の緩和にプラスとなる」と指摘した。
台湾観光学院の李銘輝学長は発言の中で、台湾当局に対し不合理かつ不必要な制限を取り消し、一日も早く大陸住民の台湾観光を全面的に開放するよう呼びかけている。
「中国国際放送局 日本語部」より2007年4月29日