「アジア開発銀行(ADB)年次総会」を開催中の京都で4日、第7回「中日韓財務相会議」が開かれ、中国の金人慶財政部長、日本の尾身幸次財務相、韓国の権五奎財政経済相が、東アジアのマクロ経済情勢や金融・経済協力について話し合った。新華社のウェブサイト「新華網」が報じた。
金部長は会議を司会し、中国のマクロ経済の最新状況を伝えた。中日韓の財務相は会議後に発表した共同声明で、3カ国が堅調な経済成長を維持していることを歓迎。東アジア・世界経済の見通しを楽観視するとともに、「潜在的なリスク要因を引き続き注視する」とした。また、適切なマクロ経済政策を実施し、世界経済の持続的な成長を支える姿勢を強調した。
「人民網日本語版」2007年5月5日