二日間にわたってドイツ東部の都市ポツダムで開かれていた主要八カ国財務相会議が19日、閉幕した。会議は「アフリカの良好な金融管理」と「新興市場と発展途上国での債券市場の発展を推進する」という二つの行動計画を採択した。
会議で発表したコミュニケは「貧困を撲滅し、金融管理の改善と開発援助を同時に展開しなければならない。主要八カ国は『アフリカの良好な金融管理』に関する行動計画を積極的に支援し、アフリカへ援助を行うという約束を履行することを承諾した」と述べた。
コミュニケはさらに「主要八カ国が新興市場と発展途上国の自国債券市場の発展を支持する目的は地元の経済発展の成長と金融の安定を推進することにある」と述べた。
世界経済情勢について、コミュニケは「世界経済の成長は目覚しい勢いを保っており、将来のリスクは弱まりつつあるが、高いエネルギー価格は依然として注目されるべきである」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より2007年5月21日