国家核電(原子力発電)技術公司の設立大会が22日に北京の人民大会堂で開かれ、曽培炎副総理が「原子力発電はクリーンで高効率な、安全性の高いエネルギーだ。原子力発電の積極的な発展は、科学的発展観を全面的に貫徹実施し、資源を節約する環境に優しい社会を建設する上で重要な意義を持つ」と述べた。
「国家原子力発電中長期発展計画」によると、2020年までに原子力発電設備容量を4千万キロワットに引き上げなければならない。現在、1800万キロワット相当のユニットの建設を進めている。国家核電技術公司の設立は先日、国務院に認可された。資本金40億元のうち60%にあたる24億元を国務院が出資。残り40%は中国核工業集団公司、中国電力投資集団公司、中国広東核電集団公司、中国技術進出口総公司が10%ずつ出資している。
「人民網日本語版」2007年5月23日