北京市商務局と北京市国有資産監督管理委員会はこのほど、「国有老字号企業改革発展に関する指導意見」を発表した。国有の老舗に株式会社化を実行するとともに、国内外の市場に上場するよう奨励している。一部の経営不振で危機に陥っている、あるいは廃業した老舗企業に対しては、政府が登録とその保管を支援し、適切な時期に新たな投資者、経営者を決めて回復させるとしている。「法制日報」が伝えた。
北京で50年以上の歴史を持つ老舗は現在、もとの300店から160店余りにまで減っている。また、経営状況も様々で、多くの老舗ブランドが廃業に近い状況になっている。現時点で上場しているのは薬品で有名な同仁堂1社のみだ。
「人民網日本語版」2007年5月23日