23日、人民元為替レートの中間値は1ドル7.654に達し、為替レート改革以来の最高値になった。
これで、人民元の切り上げ幅は累計5.95%を超えた。
第2回中米経済戦略的対話が22日、23日に行われますが、今回の対話では、人民元為替レート問題が依然として中心的な議題となるとみられている。これに先立って、中国の中央銀行である中国人民銀行は人民元の対米ドルレートについて、取引価格の変動幅を拡大した。
なお、中国は2005年7月21日から、市場の需給を基礎とし、通貨バスケット制を参考に調整される、管理された変動為替相場制度を実行しており、人民元は米ドル単一通貨のペッグ制を取らないことになっている。
「中国国際放送局 日本語部より」2007年5月24日