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林徳集団、10億元でドイツ・パルヒム空港を買収

 

  貨物輸送会社・林徳集団のホウ玉良・董事長はこのほど、ドイツのパルヒム空港の100%の株式、設備および付属経済協力区域の永久保有権を買収した。双方はすでに最終合意に調印している。このような買収は、中国の航空史上初めてとなり、欧州大陸に中国の航空会社の乗り換え基地が誕生したことを示す。

  河南省駐馬店上蔡県出身のホウ董事長が創立した林徳集団は、世界的に有名な貨物輸送会社だ。経営範囲は物流、サプライチェーン管理、保税経済協力区の設計・運営など多岐にわたり、サービスネットワークは約80カ国・地域の約500都市をカバーする。

  パルヒム空港は鄭州の友好都市であるシュヴェリーン市にあり、ハンブルグとベルリンの中間に位置する。欧州の各空港まで2時間程度の距離で、面積は河南省・鄭州の新鄭国際空港の2倍。各型の旅客機や貨物機が離着陸可能な滑走路が配備されている。2006年末、同空港が全世界の事業者を対象に国際入札募集した結果、同集団が11社の入札参加者との競争に勝ち抜いて、10億元で落札したという。写真はホウ董事長。 

  ※ホウ董事長のホウは广に龍。

  「人民網日本語版」2007年5月27日


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